施設長挨拶
当社は、栃木県内を中心に調剤薬局を運営する「パワーファーマシー」を母体とする創業8年の新しい事業所です。
当社社長の渡邊和裕が、ある日、クリニックから薬局に毎月のようにこられていらっしゃった〇〇さんに対して「これまで通ってこられた〇〇さんがめっきり来なくなったなあ…。入院されたのかなあ…ご自宅では困っていないかなあ…」と思いを廻らしたとき、「住み慣れた街で大好きな家族と一緒に暮らしてほしい」「薬局だけでは治療後や様子が変わった後を視ることはできない!」「そのサポートをぜひさせていただきたい!」と一念発起したことから始まりました。
佐野市に「サービス付き高齢者住宅 風和璃」を発足し、2017年11月に鹿沼市に「住宅型有料老人ホーム 瑠璃の里」を開設しました。同時に「訪問看護ステーション るりの里」「療養デイサービス るりの里」を開設し、在宅支援に更に力を入れて開業いたしました。
いつまでも元気に、住み慣れた街で大好きな家族と一緒に暮らしたいという、率直な願いを叶えられるような事業をしたいと願っています。
私達のモットーは「笑顔」です。落ち込んだ時や辛いときは笑顔を忘れがちですが、そんな時こそ、仲間の笑顔に救われると思うのです。笑顔を提供することにお金はかかりません。笑顔をもらった方は勇気100倍になります。笑顔を無くした人ほど笑顔を必要としています。
そんな笑顔を、仲間にもご利用者様やご入居者様にも、ご家族にもご近所様にも、皆に与えられたらと思っています。
とかく介護の仕事はつらいとか大変だと言われますが、大変じゃない仕事なんか無いわけで、介護の仕事には、介護でしか味わえないとてつもなく大きな喜びがあります。
それは、人生の大先輩である“おじいちゃま”や“おばあちゃま”から、沢山の事を教えてもらえることです。直接言葉で言われるわけでは無く、嬉しそうな顔や寂しそうな目や、一生懸命にご飯を食べる姿や病気を懸命に直して来年も元気にお正月を迎えようとする気迫に感銘を受けるのです。「生きる」とは「生きようとする力」とは、なんと凄まじくも健気で懸命なのだろうと。また、その方々の「生き様」が、なんとも言えず「死に様」にきっちりと表れるのだろうかと。
今の社会の介護や認知や虐待や阻害などの様々な事象を、一人の力ではどうすることもできませんが、ここ「瑠璃の里」の介護士や看護師やケアマネや調理師がチームになって動くことで、目の前の一人の方が、その人らしい人生を全うするサポートができると思っています。
笑顔があるれる施設、笑顔があふれる職場を目指し、これからも頑張っていきたいと思います。